ミニッツリピーター

プラチナ彫金にロイヤルブルーが映えるアーティアのミニッツリピーター

 

Minute Repeater Platinum 1/1

 

アーティアは、2016年よりコンプリケーション(複雑時計)のコレクション「ARTYA COMPLICATIONS」を展開。トゥールビヨンやミニッツリピーターといった複雑機構と、高次元のアートを融合した世界で1本だけのユニークピースを数多くリリースしています。

先日、アーティアは、プラチナケースに精緻な彫金を施したコレクションの最新作「ミニッツリピーター プラチナム」をリリースしました。

 

Minute Repeater Platinum

ARTYA COMPLICATIONS Minute Repeater Platinum


 

このプラチナケースの彫金を手掛けたのは、アーティアの芸術的な創作活動には不可欠な存在となった “マスターエングレイバー” ブラム・ラモン氏。

 

「私にとってこの時計は、まさにチャレンジでした。これまでアーティアのために、チタンやゴールドの作品を数多く手掛けてきましたが、プラチナでは異なる技術が必要です。

 

アーティアのミニッツリピーター

プラチナケースにネオルネッサンス様式の彫金を施したアーティアのミニッツリピーター


 

「技術的には2つのテクニックを組み合わせました。装飾が立体的に浮き上がって見えるように、レリーフ(浮き彫り)という技法で周囲の背景を低くなるように彫り込みます。
また、装飾を光輝かせるブライトカットという技法を用いていますが、これはビュランと呼ばれる工具を、作業中に何度も研ぎ直さなければなりません。」

 

彫金のデザインは、彼が最も得意としている19世紀のネオルネッサンス様式。
ウォッチエングレイバーとして名高いブラム・ラモン氏が卓越した彫金テクニックを駆使してエレガントかつ迫力のある装飾に仕上げています。

 

ロイヤルブルーの文字盤

高度な技術を要するエナメル技法を用いたロイヤルブルーの文字盤


 

高度な技術に加えて、膨大な手間とコストがかかるため、現在の時計製造ではあまり見られなくなった、ホットエナメルを用いたロイヤルブルーのエナメル文字盤。
エナメル技法の難しさは、時計装飾の中でもトップクラスといわれ、超一流の職人にしか扱うことができません。

 

アーティアの新型ミニッツリピーター

アーティアの新型ミニッツリピーター


 

世界三大複雑機構の一つとされるミニッツリピーターは、内蔵されたゴング(鐘)を鳴らすことで現在時刻を知らせる機構。
オープンバッグになった裏面から、アーティアの新型ミニッツリピーターを確認することができます。

 

スペック

ケース : プラチナ製 / 19世紀ネオルネッサンス様式の彫金 / 幅 40 mm 厚さ 11.25mm
ムーブメント : ArtyA 手巻き ミニッツリピーター / パワーリザーブ 41時間 / 振動数 18,000 vph
文字盤 : ロイヤルブルーエナメル文字盤
ガラス : 両面反射防止サファイアガラス / オープンバック
ストラップ : クロコダイル
生産国 : スイス
限定数 : 世界限定 1 本

 

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MINUTE REPEATER PLATINUM 1/1